どうも、ジンで〜す。
水曜日の今日は毎週恒例!
Apple iTunes Storeで毎週水曜日にAppleの偉い人たちが厳選してくださっているオススメの1本を、借りたその日にレビューしちゃおうぜ、という記事となります。
通勤通学の移動時間や待ち時間に毎週100円であなたの人生をカラフルに。
をモットーに頑張って記事を書いていきたいと思っています。
この記事を見てから借りるもよし、借りないもよし、いろんな使い方で楽しんで下さい🤗
今週紹介する映画はこちら👇
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
あ、Amazonでも観れるみたいですよ👇
作品情報
原題:Chef
公開:2014年
上映時間:115分
あらすじ
一流レストランの料理人カール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)はオーナー(ダスティン・ホフマン)と衝突。創造性に欠ける料理を作ることを拒み、店を辞めてしまう。マイアミに行ったカールは、とてもおいしいキューバサンドイッチと出会い、元妻(ソフィア・ベルガラ)や友人(ジョン・レグイザモ)、息子(エムジェイ・アンソニー)らとフードトラックでサンドイッチの移動販売を始めることにする。
-シネマトゥデイより
監督
今作を手がけたのはジョン・ファヴロー。
代表作は『エルフ』『ジャングルブック』『アイアンマン』シリーズ。
イタリアにルーツを持ち、ユダヤ系でもある彼は大学卒業後ウォール街で働いていたものの、コメディアンになるべくシカゴに移り住んだというちょっとした変わり者。
俳優と監督という2つの顔を併せ持ち、監督兼俳優として映画を作る様子はルーツを含め、ウディアレンと似ているような気がしますね。
ウディアレン監督についてもっと知りたい方はこちら👇
今作では、監督兼主演を務める。
キャスト
カール・キャスパー役のジョン・ファヴロー。
割愛します。笑
イネズ役のソフィア・ベルガラ。
代表作は『スマーフ』『シェフ』『キューティ・コップ』。
コロンビア・バランキヤ出身。🇨🇴
芸能活動を始める以前に結婚と出産を経験。
その後、コロンビアの大学で歯学を学びつつ、モデル業もこなした才色兼備な女優さん。
スペイン語訛りの英語に誇りを持っているんだとか😎
予告編
映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』 予告編 2015年2月28日(土)公開
観るのが楽しくなるプチ情報
何度でも観たいあのシーン
この動画は劇中に出てくる料理シーンをまとめたものなのですが、観ててお腹が減ってしまうこと間違いなしです😝
これ以外にもたくさんの料理シーンが出てきますし、どのシーンも本当に綺麗なので是非1度観てみてください!
耳に残ったあの曲
Appleのcmでも使われていたあの曲❗️
ラテンのノリの良い音楽とラップが心地いい🎉
印象的な台詞
フードトラックは好きだ。
でも、パパはプロの料理人だ。
by カール・キャスパー
ネタバレありの感想
感想
『食、音楽、友。人生で最も愛おしい”瞬間”をフードトラックに乗せて進む、おっさんたちの青春ロードムービー❗️』といった感じでした。
『う〜ん』なところ
- ジョンファヴローがやりたい放題
前妻がソフィアベルガラで今のパートナー(?)がスカーレットヨハンセンてあんた…。
贅沢すぎ!ずるいぞ!分けろ!
それだけです。笑
- ラストが完全には納得できない!
これはね。
結構多くの方が抱く感想かなと。
ネタバレを避けた言い方になりますが、今作の終盤で主人公は(悪役)と仲直りしちゃうんです。しかも結構あっさりと。
もちろんラストで仲直りする物語なんて星の数ほどありますし、別に嫌いではありません。
なんならあのスターウォーズでさえエピソード6で親子が仲直りしてちゃんちゃん♫というオチなんですから、映画脚本の王道とも言える展開ですよね?
しかし、今作ではその仲直りをするまでの過程が少し省略され過ぎてるような気が…。
映画のお供にどうぞ👇
良かったところ
- 美しい料理の数々
もうね。
ホントに迷惑ですよ!
出てくる料理がどれも本当に美しい!
そしてめちゃくちゃ美味しそう!
腹ごしらえしてから鑑賞するのがおすすめ!
- 楽しい音楽の数々
今作の舞台はアメリカなのですが、ラテンアメリカ(風)の陽気な音楽が数多く登場します。
最近では『havana』や『DESPACITO』などが日本でも流行りましたが、あのような曲をもっとポップにした、明るくて思わず体が動き出してしまいそうな曲が挿入歌として使用されていて楽しいのなんの!
楽しい音楽と美しい料理の数々が出てきて面白くないわけがない!
- 実人生と重なるストーリー展開
これが本当に見事。
作中において主人公であるカールキャスパーは安定した立場に居心地の悪さを覚え、自分が本当に望むものを創るために外の世界へ飛び出します。
実はこれ、今作の監督を務めたジョンファヴロー自身が辿ってきた道のりそのものなんです。
と、いうのも
元々ジョンファヴロー監督というのは映画『アイアンマン』で名を挙げた超やり手の監督さんなんです。
今でこそアメコミを原作とする映画が日本、そして世界中で受け入れられマーベルやアベンジャーズと名の付くものであればなんでもヒットしてしまうというちょっと困ったとも言える文化を形成していますが、その一大ムーブメントの土台を作り上げた人物こそがジョンファヴローなのです。
そして彼自身がアイアンマンシリーズやアベンジャーズシリーズを担当していくうちに、
安定してヒットを飛ばしたい会社の意向とそれについつい従ってしまう自分、
そんな自分に嫌気がさし、全てのオファーを断って本当に自分が撮りたい、伝えたいことはこれなんだ!という魂の叫びとも思える作品を創ってやる!と一念発起し創った映画こそが今回の『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』なのです。
アカデミー賞作品賞を受賞し、今もなお世界中で愛されている『ロッキー』の背景にも今作に似た背景を持つことを考えると、机の上でいくら”良い”話を考えようと、現実に自分の身に起きた経験には勝てないんだなぁ、と考えてしまいますね。
オススメ度
100点満点中、、、94点‼️
参考:iTunes Store 5点満点中4.70点
Yahoo!映画 5点満点中4.20点
Filmarks 5点満点中4.00点
一緒に見ると良いかもな作品
”料理”という同じテーマを描いた映画ですが、こちらはイギリスが舞台。
いわばイギリス版『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』という感じ。
アメリカとイギリスの作風の違いを見比べてみると楽しいかも!
ラストシーンの余韻がたまらない一作。
僕の中でのロードムービーといえばこの『リトル・ミス・サンシャイン』。
黄色のワーゲンバスが印象的なこの作品は、まさに”笑って泣ける”という言葉が似合う映画。
中でもおじいちゃんの”ある”名言は多くの人々を勇気付けたでしょう。
今日のトオボエ
今回はジョンファヴロー監督作『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』をレビューしました。
来週以降も見に来てくだいさいね😊
ほな、また🤚