どうもジンで〜す。
水曜日の今日は毎週恒例!
Apple iTunes Storeで毎週水曜日にAppleの偉い人たちが厳選してくださっているオススメの1本を、借りたその日にレビューしちゃおうぜ、という記事となります。
通勤通学の移動時間や待ち時間に毎週100円であなたの人生をカラフルに。
をモットーに頑張って記事を書いていきたいと思っています。
この記事を見てから借りるもよし、借りないもよし、いろんな使い方で楽しんで下さい🤗
今週紹介する映画はこちら👇
0.5ミリ
https://itunes.apple.com/jp/movie/0-5%E3%83%9F%E3%83%AA/id1201832352?uo=4&at=1001INsC
あ、Amazonでも観れるみたいですよ👇
作品情報
原題:0.5ミリ
公開:2014年
上映時間:196分
あらすじ
介護ヘルパーのサワ(安藤サクラ)は、亡くなる前におじいちゃんと寝てあげてという派遣先の家族から突拍子もない依頼を受ける。そこで思い掛けない事件に巻き込まれて職を失い、無一文となり困窮したサワは、町で見掛けたワケあり老人の押し掛けヘルパーを始めることに。
-シネマトゥデイより
監督
今作を手がけたのは安藤モモ子。
代表作は『カケラ』『0.5ミリ』。
東京都出身。🗼
俳優の奥田瑛二さんとエッセイストの安藤和津さんとの間に生まれ、イギリスやアメリカでの留学を経て2010年にデビューを飾った監督さん。
キャスト
山岸サワ役の安藤サクラ。
東京都出身。🗼
現在放送中のNHK連続テレビ小説『まんぷく』で主演を務めているので顔を見たことがあるという人も多いのでは?
2018年公開の『万引き家族』では主演を務め、第71回カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した今ノリに乗っている女優さんです。
佐々木健役の柄本明。
代表作は『Shall we ダンス?』『カンゾー先生』『座頭市』。
東京都出身。🗼
そのアクの強い風貌から脇役が多いイメージの俳優さんですが、『カンゾー先生』や『座頭市』で各賞を受賞し、2011年には紫綬褒章を受章した俳優さん(コメディアン
)。
予告編
観るのが楽しくなるプチ情報
<映画.comより>
何度でも観たいあのシーン
※映像を見つけられなかったので今回は文書のみでのご紹介。
何と言っても火事のシーンですかね。
映画が始まって20分くらい経った頃でしょうか、その後の物語の転換点になる火事のシーンがあるのですがバックで流れる音楽と相まって本当に”素敵”なシーンになっています。笑
耳に残ったあの曲
予告編でも流れていた曲ですね。
映画冒頭の火事のシーンで流れた時にはなんてお気楽な曲なんだと思わず爆笑してしまいました。🤣
印象的な台詞
『生きてるうちに持ってる金全部使おうと思って出てきたんだけど、、、』
by 康夫
ネタバレありの感想
<映画.comより>
感想
『長すぎる!クスッとさせる場面もあるが、全体的に間延びしていて本当に退屈。お金はいいからせめて時間を返して欲しい。』といった感じでした。
『う〜ん』なところ
- とにかく長い
はじめに言っておくと僕は別に長編映画が苦手な訳ではありません。
『レミゼラブル』や『サウンドオブミュージック』、『ジョーブラックによろしく』といった上映時間が約3時間もある映画も大好きです。
それでも今作の196分は耐え難かった…。
と、いうのも今作には明確なゴールがないんです。
これって致命的ですよね。
要するに何の目的もなしに物語が進むので、観ているこちらとしては今一体何のためにこの映画を観ているんだろう、という思考にたどり着いてしまうのです。
例えば、スーパーヒーローを描く映画ならヒーローと悪役が必ずいて、ヒーローがどのようにして悪役を倒すのかを主題として物語が進み、ヒーローとヒロインのロマンスが付随していきますよね?
今作にはそうした骨格が全くなかった。
30分程度の短編映画であれば、「うんうん、こういう日常ってあるよね」とか「こういう何気ない瞬間て愛おしいよね」とか色々感じることが出来るのでしょうが、3時間以上もそれを見せられるのは正直言って苦痛でしかありませんでした。
- 空気感に馴染めない
今作は介護(問題)扱っているので、おじいさんやおばあさんが多く登場します。
それゆえ、会話のテンポが非常に遅い。
ただ、それ自体は別に良いんです。
僕だって祖父や祖母と話す時と友人と話す時では会話のテンポは変えますし、なんなら言葉遣いを変わります。
ところがこの映画では誰と誰が話そうと基本的にはテンポが変わりません。
途中、取り立てとサワが言い合うシーンがあって、あの場面は唯一「あ、ここいいな」と思えたのですが、それ以外の場面はもはや子守唄です。
- 誰にも感情移入できない
これはおそらく僕の人生経験の浅さによるところだと思います。
主人公のサワをはじめ、どのキャラクターにも自分を投影することが出来ないまま映画を鑑賞し終えたのは今作が初めてかな、と。
介護(ヘルパー)の経験がある方なら今作に登場したいずれかのキャラクターには感情移入できたのかな?
ただね、経験がなくても感情移入出来てしまう作品ていっぱいあると思うんです。
スターウォーズなんて宇宙に行ったことがなくたって宇宙人とあったことがなくたってルークあるいは他のキャラクターに自然と感情移入できますよね?
それは宇宙という壮大で遠い世界を描きつつ、実は自分の出自や現状に悩む、という誰にでもある(あった)苦悩とそれからの解放を見事に描いたからこそ、あれほどの大ヒットになった訳で…。
こんなにも日常や近い世界を描いた上で、それでもこんなにも感情移入しにくいのは脚本が悪いのでは…と思ってしまいます。
<映画.comより>
映画のお供にどうぞ👇
良かったところ
- 坂田師匠の好演
めちゃくちゃ良かった!
(上から目線で申し訳ありません。笑)
これまで新喜劇やバラエティ番組の坂田師匠しか見たことがなかったので、こんなにも優秀な役者さんだと思っていませんでした。
なんというか、自然と心を掴まれるんです。
懐に入るのが上手いといいますか。
とにかく愛嬌があって憎めない、それでいてきちんと物語の役としての存在感もしっかりあるのが本当に凄かった。
今作には同じく新喜劇から井上竜夫さんが出演されていますが、やはりお笑い芸人さんは普段から"アホを演じている"だけあって役者としての才能もすごいんだなぁ、と思わされました。
オススメ度
100点満点中、、、55点‼️
参考:iTunes Store 5点満点中4.90点
Yahoo!映画 5点満点中3.90点
Filmarks 5点満点中3.70点
一緒に見ると良いかもな作品
途中でちらっと紹介しましたが、長編映画作品の中では『ジョーブラックをよろしく』をおすすめします。
上映時間は約3時間と長いですが、ラブロマンスに親子愛、隣人愛、そして人生の美しさを描いた名作です。
主演を務めたブラッドピッドがこの世の物とは思えないほど美しく、彼目当てで観ても後悔はしません。
第38回アカデミー賞作品賞など各賞を受賞した名作。
『ドレミの歌』を始めとしたキャッチーな名曲の数々が心に響くミュージカル映画ですが、後半からは戦争映画としての一面も見え隠れする
ピリ辛な一作。
こちらも上映時間は約3時間ですが、退屈することなく観られるのでおすすめ。
今日のトオボエ
来週以降も見に来てくだいさいね😊
ほな、また🤚